Amboyna's Color

花たちの午後

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自分のように風流とはおよそ縁のない人間が、

よもや花を眺めて歩くようになるとは思ってもいなかった。




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地元でも見ることができるありふれた花から、

おそらくは熱帯地方でなければ見ることのできない絢爛な花まで、

この島には数しれない花が咲いている。




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もちろん詳しい名前など知らないし、調べようとも思わない。

ただぼんやり眺めながら、あてもなくぶらぶら歩くだけでいいのだ。

それに一年中がお花畑のようなこの島では、

花を探す手間もほとんどかからない。




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しかしそうして日がな一日、花を数えながら歩いていると、

今まで気がつきもしなかった花達の素顔にも気づくようになった。




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最初はそれこそ真っ赤な原色の花にばかりに目を奪われていた。

しかし日向にばら撒たような群生や、天高く伸びた梢の先の一輪。

石垣の端や森の中でひっそりと身を寄せ合う花達の中にも、

見る人の目を奪い、心を惹く自然の彩りがある。




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そんな小さな彩りを探して、島をあてどなく歩くのは楽しいものだ。

なんなら口笛の一つでも吹いて歩きたいほどである。




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もうじき花に溢れたこの島を再び訪れる日がやってくる。

梅雨が明けるその頃、花達はいっそう力強く咲き誇っているだろう。

それまでには、とてつもなく柄ではないのだが、

今年こそ花言葉の一つぐらいは、憶えていってもいいかなと思う。




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そんなわけで、最近島で花を眺めている時間が増えたように思います。
花だって私みたいな者に見つめられたらきっと迷惑でしょうが、
やっばり美しいものは美しいんだからしょうがありません。

きっと私の「素の顔」を知っている友人が聞いたら、
「南の島に惚けて、とうとうオカシクなったか…」と噂するでしょうね。
たしかに花に向かってじっとカメラを構えてる自分の姿なんてぞっとします。

さて、来月からは怒濤の沖縄行脚です。
なにか素敵な花言葉があったらどうか教えてください。
憶えていくかどうかは、ゆっくり考えさせていただきますが…

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by amboina | 2010-05-27 09:45 | 八重山