Amboyna's Color

瑠璃色の島

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地元から移住していった友人を訪ねて、

その小さな離島に初めて降り立ったのは、

2年前の秋の終わりのことだ。




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石垣島から高速船で40分あまり、

輝くような瑠璃色の海に囲まれた鳩間島は

私の予想を遥かに超えた南海の孤島だった。




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今でこそ人気ドラマのロケ地として有名になり訪れる人も増えたが、

それ以前は観光客もまばらな過疎の島だったという。

そのためか、手つかずの自然と澄み切った海は、他の八重山の島々では見ることのできない

昔ながらの素朴な美しさを保っていた。




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島の中央近く、「中森」と呼ばれる鬱蒼とした丘には、

島と島の近海を航行する船を導く純白の灯台が聳えている。

灯台の丘を越えた先は、二本の轍が消えて行く匂い立つような密林だ。




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その灯台を眺めながら島をぐるりと一周する外周道路も、

ひと巡りするのに一時間とはかからない。




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しかし、なにより圧倒されたのはその海の色だった。

遥かな水平線の彼方に向かって、

ありとあらゆる緑の明暗が、刷毛ではいたように果てしなく続いてゆく。




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それはまるで印象派の画家が描いた絵画のようでもあり、

海神が機織った瑠璃色の王衣のように輝いても見えた。




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鳩間島1日目です。

前回紹介した友人に会うために初めて訪れた鳩間島ですが、
はっきり言って驚きました。これぞまさに「ザ・離島」です。
手つかずの自然が残り、静かでゆっくりと時間の流れる島…
といえば聞こえはいいのですが、
要は人手不足でほったらかしにされたワイルドすぎる自然に囲まれて、
することがないので時間だけがなんとなく過ぎて行く、といった感じでしょうか。
この島に比べたら私の通う島など大都会と言えるかもしれません。

しかしだからこそ、ひたすらノンビリするには最高の島です。
気の向くまま散歩し、泳ぎ、釣りをして、夜は星を見ながら寝る。
なんて贅沢なんでしょう。

ありきたりの沖縄観光に飽きた方、
慌ただしい日常に疲れた方には「鳩間島」を絶対的におすすめします。
心がやさしく癒されますよ。

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by amboina | 2010-06-04 14:10